50年の信頼
50年の長きにわたり築き上げてきた「おいしいコーヒー」という信頼
緑の館は、1975年に岐阜県下呂市で開店しました。
開店以来50年、自家焙煎珈琲の喫茶店として、年齢を問わずご愛顧いただき、また、県内県外問わず多くのお客様にご来店いただいています。
ひとつの喫茶店が40年間も愛される続けるということは稀なことだと思います。
これも、コーヒー専門店として、お客様が喜ぶコーヒーの味・焙煎を追求し続けたこと、アンティークにこだわった店づくりを徹底したこと、そして、「下呂においしいコーヒーのお店がある!」と広めてくれた観光客の方のおかげだと思っております。
40年の長きにわたり築き上げてきた「おいしいコーヒー」という信頼は私たちの大きな誇りです。
コーヒーに特化した専門店
当時「喫茶店」と言えば、メニューにスパゲティーやランチがあるのが一般的でした。
しかし、緑の館は、あえてコーヒーに特化した専門店を目指しました。このことはコーヒーがまずければ店がつぶれてしまうことを意味します。ですから、豆の品質、焙煎技術等、おいしいコーヒーのために妥協をすることは許されません。
今では、本当にコーヒーが好きな人に愛してもらえる喫茶店としてたくさんのお客様に愛されています。このようになれたのも、緑の館がコーヒー専門店になる道を選んだからだと思っています。
アンティークにこだわった店内だからコーヒーにもこだわる
店内には、アンティーク時計・カメラ、アメリカ電子ピアノ、ジャズ専用スピーカー等のコレクション収集に妥協することなくこだわり続けております。
創業当時は、普通に壁があり少しばかりのインテリアがあっただけのお店でしたが、コーヒーへのこだわりを伝えるためにアンティークコレクションへのこだわりを続けた結果です。
この圧倒的なコレクションは、「ここまでこだわっているのだからコーヒーもこだわっているに違いない」との評判を生み、おいしいコーヒーを飲むだけではなく、このコレクションを見たい人が集まる下呂の有名な観光スポットになりました。
このアンティークコレクションは、「1杯のコーヒーを美味しく飲んでいただきたい」という強い思いと、10年・20年先を考えずっとお客様に足を運んでいただける喫茶店にしたいとの思いからなのです。
アンティークが持つ優しい世界観で包まれながらコーヒーを飲んでいただける時間は、他の喫茶店にはない緑の館でしか体験できない空間なのです。
そのような思いを、アンティークの時計と共に時間を築いております。
観光客から広がったコーヒー
コーヒーとアンティークへのこだわりは、県外のお客様を中心に熱烈なコーヒーファンや観光客を惹きつけ、おいしいコーヒーとこの空間を満喫したいと下呂に来るたびに緑の館へ訪れるお客様が毎日何組もご来店していただけるお店になりました。
喫茶店の隣にある焙煎所
現喫茶店はオーナーがメインとなり営業しており、アンティークと心地よい空間でコーヒーを楽しむことができます。
そして、近接する焙煎所では、ロースターが焙煎した豆などを販売しており、家でも緑の館のコーヒーを楽しむことができるのです。